※ASBの電子ブックについて
電子ブックは紙の雑誌(紙版)と基本的に同じ物ですが、付録が付かない、読者プレゼントに応募できないなど、一部内容が異なる場合があります。また紙の雑誌のレイアウトを流用しているため、画像の重複や見開きの絵柄のズレなど、見え方に不具合が生じているページが存在します。バックナンバーは、紙版発売当時の記事が掲載されています。現在の情報とは異なる場合があります。一部原本からスキャニングしたページには、多少の汚れなどがあります。発売後、内容の一部もしくは全てを更新することがあります。あらかじめご了承ください。
※紙版をお求めの際はお近くの書店、または三栄オンライン<https://shop.san-ei-corp.co.jp/>までお問い合わせください。
電子ブック内容
Vol.47「AT完全理解」に続くトランスミッションシリーズ
「MT/DCT完全理解」がついに登場。
今回も基本に立ちもどって、MT、AMT、そしてDCTのメカニズムを徹底的に解説します。
まず最初に登場するのはトランスミッションのなかで
最も伝達効率の良いMT(マニュアル・トランスミッション)
シンクロメッシュやギヤトレーンなどはどのように作動しているのか?
シフト操作の様子と合わせて各パーツが作動する様子をイラストを交えて解説します。
そしてAMTのAを成す自動クラッチについても触れています。
また、アイシンAIの現役エンジニア井上氏が自ら筆を執り、
MT設計のセオリーとプロセスについて解説しています。
続いて登場するのはDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)
VWのDSGで世界的な認知も向上したDCTですが、
そのメカニズムは一体どうなっているのでしょうか?
2枚のクラッチが瞬時に入れ替わることによってトルク切れを失くす。
そのために次に来るギヤを「予想」して準備している、というけれど
「予想」を一体どうやって制御しているのでしょうか?
日本ではMTの需要はほとんどありませんが、
MTあってこそエンジンやドライビングが活きてくる。
車の、運転の根幹を成すのは実はMTだということが
メカニズムを通じて明らかになってきます。
MT/DCT完全理解
Introduction
Chapter1 トランスミッションの役割
いま必要な駆動力を車輪に伝える
MT設計のセオリー
Chapter2 MT/AMT
MT/AMTの作動原理と構造
ギヤトレーン
シンクロメッシュと作動方法
シフト
シフトフィール
クラッチ
AMTの自動クラッチ/シフト
Case1 マツダ・スカイアクティブMT
Case2 アイシンAI/アイシン精機 MC5/MJ6(AMT)
Case3 FEV 7H-AMT
AMTの最新事例
Chapter3 DCT
クラッチ
シフト
三菱TC-SST
Case1 FPT TCT —350Nmまでカバーする乾式DCT
Case2 VW DSG —バラエティに富む元祖DCT
Case3 三菱ふそうDuonic —商用車初のDCT
Epilogue
国内MT/AMT/DCTスペック一覧表
MFi Report & 連載
MF-eye メルセデス・ベンツの最新ドライビング・シミュレーター
Technical Report ホンダ・ニューパーソナル・モビリティ
Technical Report 光の射さない方向をつくるハイビーム
国政久郎 サスペンションウォッチング BMW5シリーズ
畑村耕一 博士のエンジン手帖 PSA EP6 DT(シトロエンC5)
MFi Bird View
LAデザインショーチャレンジ
1000パウンドカー=車重454kgの未来カー
ニコラ・マテラッツィの自動車技術史
Storia della tecnologia della macchina
蒸気機関Part1 −科学、工学、テクノロジーの凝縮と発想
SUPERCAR CHRONICLE
トヨタ・ランドクルーザー(40系)
車座
7 MF eye
8 Technical Report
10 Technical Report
12 サスペンション・ウォッチング
16 Dr.畑村耕一 博士のエンジン手帖
18 MFi Bird View 自動車鳥瞰図
20 図解特集:MT DCT 完全理解
84 LAショーデザインチャレンジ
94 ニコラ・マテラッツィの自動車技術史
98 SUPERCAR CHRONICLE トヨタ・ランドクルーザー(40系)
104 車座 by 星島浩
110 次号予告