※ASBの電子ブックについて
電子ブックは紙の雑誌(紙版)と基本的に同じ物ですが、付録が付かない、読者プレゼントに応募できないなど、一部内容が異なる場合があります。また紙の雑誌のレイアウトを流用しているため、画像の重複や見開きの絵柄のズレなど、見え方に不具合が生じているページが存在します。バックナンバーは、紙版発売当時の記事が掲載されています。現在の情報とは異なる場合があります。一部原本からスキャニングしたページには、多少の汚れなどがあります。発売後、内容の一部もしくは全てを更新することがあります。あらかじめご了承ください。
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電子ブック内容
まだまだ停滞ぎみの日本の自動車市場ですが、もはや世界は目を離せないほどの勢いで動いています。今回のパリモーターショー(パリサロン)では、特に欧州の勢いを見ることができます。とくにVWでは新型ゴルフを直前に発表しましたが、このパリが事実上のワールド・プレミアといえます。またメルセデス・ベンツは、新型Aクラスを事実上のお披露目の場としています。いずれも、これまでのハイ・ハイトから別れ、低重心2ボックスに進んでいくことがうかがい知れます。それらトップトレンドをベースに見ていくと、パリサロンに出品されているモデルが、これからのクルマづくりの変曲点であることがわかるでしょう。
■日本車も活況、しかし果たしてどこへ行く?
これまでやや停滞気味だった日本車勢も、いよいよ力を入れ始めてきました。レクサスやインフィニティのコンセプトカーに見るように、攻撃的なモデルを提案しています。しかし、その仕上がりについては必ずしも万人に賞讃されるものではなく、賛否の分かれるところかも知れません。果たして世界に飛び出す日本のクルマはどんな方向に進んでいくのでしょうか? そんなことを考えながらこの雑誌を見ていただくのも、きっと面白いのではないでしょうか。
■最新トレンドを先取りしよう
モーターショーの面白さは、クルマのこれからのトレンドを先取りできることにもあります。それも日本にいてはわからない、世界の流れがわかってきます。ひとつの流れは、コンパクト・クロスオーバーの盛況です。たとえばMINIはすでにクロスオーバーを持っていますが、さらに2ドアクーペ版を登場させました。またプジョーは2008コンセプト。そしてスマートはフォースターズというEVながらスポーツユーティリティ・クーペを出品しています。パリということもあり、小さなクルマが好かれる土地柄もありますが、こんな流れをいくつか感じとって見ることもできます。
表紙
目次
Brand New Cars Part1
Concept Cars
パリモーターショー From The Show Floor
New Car Impression
Business Topics
Brand New Cars Part2
バックナンバー紹介