真夏の菅生は波乱の連続
──和田孝夫が奇跡の僅差勝利

グリッド5列目、10番手からスタートした和田孝夫。毎周のように1コーナーで前車をかわしてトップに立つと後続をぐいぐい引き離し、その差50秒以上の独走状態に入る。ところが周回遅れのジェフ・リースに進路を譲られた際、和田の左両輪がグリーンに落ち「大スピン」。幸い、何にもぶつからずコースに戻った和田の左後輪に、岡田秀樹が接触してしまう……。
［1989.7.30／スポーツランド菅生］

前書き／目次
たとえ、足折れようとも
17年目の真実／和田孝夫
出走全車総覧
菅生コース図
レースレポート
この一戦を読み解くキーポイント1
リザルト＆詳細データ
この一戦を読み解くキーポイント2
印象記／熊野学のF3000マシン解説
サポートイベント
世相1989年
リレー・コラム
関連グッズ紹介
次号予告／奥付
公式プログラム抜粋