※ASBの電子ブックについて
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電子ブック内容
日本人、世界選手権戦初勝利の瞬間
──悪天候で海外勢全車撤退
台風接近による豪雨に見舞われた、第3回目のWEC。海外からやって来たドライバー達は危険すぎるとしてレースの中止を要請。結局天候の様子を見ながら待機となり、スタート時刻が予定よりも大幅に遅れた。ペースカー先導によるスタートとなったが、その先導中に海外チームは全車コースを外れ、ピットに戻り、レースを棄権してしまった。その結果日本チームだけによる「国際レース」となり、周回数も予定されていた227周から62周に短縮。それでもスピンやクラッシュが続出する展開となった。そんな混乱模様のなか、終始別格の速さでトップを走り続けたのが星野一義(マーチ85G)で、ドライバー交替なしで全周を走り切り優勝を遂げた。このように変則的な一戦ではあったが、星野は日本人初の、世界選手権優勝者となったのである。
[1985.10.6/富士スピードウェイ]
前書き/目次
飛沫の先に見えた
22年目の真実/星野一義
出走全車総覧
レースレポート
番外記
参戦記
印象記/熊野学のマシン解説
リザルト&詳細データ
サポートイベント
富士コース図
この一戦を読み解くキーポイント
イラスト三面図
世相1985年
リレー・コラム
関連グッズ紹介
次号予告/奥付
公式プログラム抜粋