三菱フォーミュラ、3年目のGP勝利
──先進のコルトF2000、海外勢を一蹴

オーストラリア&ニュージーランドから多数の強豪ドライバーを迎えて開催された一戦。三菱製国産フォーミュラ“コルトF2000”を駆る永松邦臣は、スタートを決めてトップに立つと他者を寄せ付けずチェッカーを受けた。“先輩が僕を守ってくれたんです”。見事にスタート・トゥ・フィニッシュを決めた永松の独走を助けたのは、15年のキャリアを結集したベテラン益子治の、おさえのテクニックだった。
［1971.5.3／富士スピードウェイ］

前書き／目次
若駒抜けば硝煙たなびく
36年目の真実／永松邦臣
出走全車総覧
富士コース図
レースレポート
リザルト＆詳細データ
印象記／永松 対 生沢
サポートイベント
この一戦を読み解くキーポイント
世相1971年
リレー・コラム
関連グッズ紹介
次号予告／奥付
公式プログラム抜粋